加賀友禅の浴衣

金沢でパリスタイルがマンツーマンでしっかり学べるアトリエコジーのお花、旅、食＆孫日記♪

きのう、久々に着ものを着てお出かけして来ました。普通の浴衣ですと、もうアウトなのですが、この加賀友禅の浴衣はあまり浴衣っぽくないので、シーズンギリギリで着てでかけました(^^♪

加賀友禅にも浴衣があるのをご存知でしたか？加賀古代型染友禅浴衣です。金沢では唯一の板場友禅染をしている坂口幸一さんの工房で型置きから染めまで一反ずつ手作業で作られます。ちょっと見ると浴衣に見えないのは、二枚の型紙で丁寧に染められているのと、100年以上経つ型紙の独特の文様が素晴らしいからだと思います。この日は麻の帯を合わせ少し格を上げて着ました。

でも、浴衣ですから、もちろんカジュアルに半幅帯でも着られます。このニット字の帯は加賀友禅大使のお仲間の会社リベックスさんに、浴衣に合う色合いで作っていただきました。絞めやすくてお手頃価格です。

きょうは、加賀友禅大使の勉強会、丸山信彦先生から能装束の色と文様について学びました。桜の文様の着物は多いけれど、梅と違って家紋にはあまり使われていない…など、興味深いお話を伺って来ましたが、ここでも日本の伝統文化はスゴイ！と思いました。大使の何人かも「きょうが最後、ぎりぎりね」と加賀友禅の浴衣を着ての参加でした。

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