金沢の粋、金沢和傘

金沢にパリスタイルの風をと始めたフラワーアレンジメントの教室、コジーフラワーサロンを主宰、日々の楽しいこと綴ります。

今週金曜日の休日、ずっと行きたかったフレンチレストランMakinoマキノさんでのイベントに参加（後程詳しく）、帰りに、近くの松田和傘店さんに行って来ました。
着物にはやっぱり和傘が似合います。全行程を一人で仕上げる金沢和傘（画像は石川書府からお借りしました）
現在金沢和傘を作っているのは１９２４年生まれの松田弘さん、ただおひとり。お邪魔した時「今、糊つけたとこやし、ちょっこ待っとってたい（ちょっと待っててください）」と、作業の最中でした。
店内に下がる和傘、これから油や漆をかけるものや出来たものなどいろいろです。
真ん中のが男物、女物に比べると骨組みの中心が太いですね。「いまだ、男でもこんな赤いが持つがやね、びっくりしたわ」と松田翁。
時々息子さんがいらっしゃるそうですが、私がお訪ねした時はおひとり、傘を作り、台帳を見て、お勘定して、ちょっとお耳が遠くていらっしゃる以外、ほんとうにお達者で、私もあと２０年はがんばろうと思いました。
松田翁がおひとりの時もあります。電話、お訪ねの時は、大きなお声でお願いしますね。
【松田和傘店】
〒921-8023
金沢市千日町7-4
TEL:076-241-2853

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