北インド紀行<4>愛の霊廟:タージ・マハール

昨日も載せましたが、今回もインド旅行のハイライト、タージ・マハールをどどーんとね(^_-)-☆
17ヘクタールもある広い敷地、大門を入って中ほどの、ここがベストポジション!
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ここから撮れば、どんなカメラでも、私でも、プロっぽい写真が撮れちゃいます。
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だって、人工池に映る人々もこんなにロマンティック♪ 私もあなたも王様、お妃さま(^'^)
三脚禁止なので人がはけるのが早く、シャッターチャンスはすぐ来ました。
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お気に入りの写真が撮れたので、霊廟まで進みましょう。
どこから見てもため息の美しさです。では、この廟に眠る二人の愛の物語を…
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ムガル帝国の5代皇帝シャー・ジャハーン(意味は世界の王、自らそう名乗っていた) は、いつものように、熱愛している王妃ムムターズ・マハル(愛称・意味は選ばれし者)も連れて戦地へ、この時王妃は妊娠中で、ここで14番目の子を出産しますが、38歳で天国に召されてしまいます。ハーレムも持たず、一途に愛してくれた王への遺言は「再婚しないで」。

王の悲しみ、嘆きは深く、彼女の記憶を永遠に留めようと、世界中から人と技術を集め、王妃の霊廟建設に没頭します。
そして、20年以上かけて真っ白な愛の霊廟を完成させ、ただただ王妃を偲びます。


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その後、王は、霊廟のそばを流れる川の対岸に黒の霊廟を建て、白の霊廟と橋で結び、最後の審判の日に復活して、再び王妃と結ばれようと計画。
でも、霊廟にかけた莫大な費用が国を圧迫、国を守るため、息子にアグラ城に幽閉されてしまいます。


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幽閉塔から見えるタージマハールを見ながら、癒えることの無い悲しみを抱いたまま、王はその一生を終えました。
王を幽閉した息子ですが、王の死後、その亡骸をタージマハルの王妃の隣に安置、2人は仲良くここで眠っています☆


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タージマハール、まだつづきますよ~♪あなたの1クリックは私の元気サプリ(^_-)-☆ 
Commented by aamori at 2011-12-14 14:15
本当に美しい建物。一度は尋ねたいです。
水面が美しさをより際立たせています。
敷地、広いのですね。
Commented by hairpriori at 2011-12-14 14:29
インドの贅を極めた建物なんでしょうね
Commented by タミリン at 2011-12-14 14:38 x
美しい建物ですね~
水があるのでよけいに映えます~
Commented by flowersincozyroom at 2011-12-14 15:17
aamoriさま♪
タージマハールは本当に素晴らしかったです。
夕方にかけて行けてラッキーでした。朝日、夕日に輝くピンクの大理石は溜息が出ます。うまく設計された庭、絶妙の建築材選び…
白と黒の霊廟…センスは抜群だったんでしょうね、この王様。
Commented by flowersincozyroom at 2011-12-14 15:19
hairprioriさま♪
贅を極め過ぎて財政危機招いちゃっちゃいけませんよね。
でも、その結果、こうして世界中から来た人が二人の愛の物語を知る訳で…、恐るべし愛!ですね。
Commented by flowersincozyroom at 2011-12-14 15:20
タミリンさま♪
そう、本当に良く出来ていると思いました。
大理石に太陽が照るととっても美しくて…
酸や水に強く輝きが失われていないので、
尚更に美しいんです。
Commented by kei at 2011-12-14 15:54 x
王と王妃の愛の物語 
お邪魔する事で知った訳ですが 各国の旅行者が この昔の愛の物語をしるなんてロマンティックですね!
ホンマにプロっぽい写真です。ステキです。
Commented by 還暦+1の爺さん at 2011-12-14 17:47 x
どうしても行きたくなりましたよ・・台湾の故宮博物院も行きたくて・・ この2箇所に行くのが夢です!
Commented by イヴォンヌ at 2011-12-14 19:23 x
さすがにタージマハールですね~ステキな眺め♪
この王様のお話はホントにロマンティックですよね~
Commented by まるよ at 2011-12-14 22:16 x
昨日の画像から一転。どこからこんなにたくさんの人がってびっくりしちゃいました^^
歴史ある建物。世の中にはたくさんありますが、らぶさんの解説&写真。改めて、実物が見たい1つになりました。
Commented by misa_a_0710 at 2011-12-14 23:06
タージマハール、素敵ですねー。
今年は美しい場所、王妃気分たっぷりの年だったのではないですか。(^^♪
私もここで優雅な気分を満喫です。
来年は是非ともお供したいです(*^。^*)
Commented by Harvest--Moon at 2011-12-15 06:19
おはようございます!
そういう物語を聞くと、さらに感傷的になりながら、
タージマハールを眺めてます。
経済的には圧迫しただろうけど、
今現在こうして人々の記憶に残る霊廟として
威風堂々と建っているその姿は、
それ以上の価値がありますね~
P☆
Commented by ぐらんまさん at 2011-12-15 10:36 x
壮大な愛を後世に残して・・・永遠のふたりに感激ですね。
カメラの三脚は禁止でいいです。素人が長々いい場所を占拠してえらい迷惑ですもの。
Commented by flowersincozyroom at 2011-12-16 21:46
keiさま♪
愛妻のための霊廟だとはしっていたのですが、黒い霊廟と繋いでまで…って知らなくて、国を危なくするほどお金を使った点はよくありませんが、ロマンティックだなーって思いました。
ほんとうにきれいな霊廟でした。
Commented by flowersincozyroom at 2011-12-16 21:48
還暦+1の爺さん さま
とってもいいところでした。黒の霊廟の話まで知らなかったので、
そこまで愛せるってすごいなーって思いました。
Commented by flowersincozyroom at 2011-12-16 21:49
イヴォンヌさま♪
ほんと、ここまでロマンティックな話があるとは知らず…
ずっとずっと語りつがれるんですよねー、すごいなー。
Commented by flowersincozyroom at 2011-12-16 21:51
まるよさま♪
ほんとうにたくさんの人がいるのですが、庭が広いのと、建物が大きいので、人の多さが気にならなくなります。
そして、この写真スポットは、案外無人っぽく撮れる場所なんです。
Commented by flowersincozyroom at 2011-12-16 21:52
ミサさま♪
お休みが取れそうになったら、是非お知らせください。
一緒に旅行しましょうね。
Commented by flowersincozyroom at 2011-12-16 21:54
ayaさま♪
霊廟の中で「ほら、みんな、僕たちの仲をうらやましがってるよ」なんて話しているのかもです(●^o^●)
天国の棲家って感じがしたのは私だけではないと思います。
Commented by flowersincozyroom at 2011-12-16 21:58
ぐらんまさま♪
ほんとに素敵な、ロマンティックな場所でした。
私も三脚立てて写真撮ったことはありません。
たくさんの人がいるところでは、三脚のある、無しに関係なく、
あとの人に速やかに場所を譲る配慮はしなくちゃね。
by flowersincozyroom | 2011-12-14 13:34 | 旅日記 | Trackback | Comments(20)